FAQよくあるご質問
2024.09.10
サーバー環境と管理
アプリケーション層とは何ですか?
アプリケーション層(L7層/レイヤー7)は、インターネットのOSI参照モデルにおける7つの層の最上位層を指します。この層は、ユーザーが操作するソフトウェアアプリケーションのデータ処理を担当し、アプリケーションが理解できる形式でデータを提供します。代表的なプロトコルとしては、HTTP/HTTPS、FTPなどがあります。L7層では、データがユーザーと直接やり取りされる形で表示されます。
各種のプロトコルはOSI参照モデルの7階層によって以下のように分類されています。
層 | 名称 | プロトコル | 概要 |
---|---|---|---|
7層 | アプリケーション層 | HTTP/HTTPS、FTPなど | 個々のアプリケーション |
6層 | プレゼンテーション層 | SMTP、FTP、Telnetなど | データの表現形式 |
5層 | セッション層 | TLS、NetBIOなど | 通信手段 |
4層 | トランスポート層 | TCP、UDP、NetWare/IPなど | エンド間の通信制御 |
3層 | ネットワーク層 | IP,ARP,RARP,ICMPなど | データを送る相手を決め 最適な経路で送信 |
2層 | データリンク層 | PPP、Ethernetなど | 隣接する機器同士の通信を実現 |
1層 | 物理層 | RS-232、UTP、無線 | 物理的な接続、電気信号 |