みなさま、こんにちは。はるです。
先日、幕張メッセで開催したAWS Summit 2024 Japanに出展いたしました。2024年6月20日(木)から21日(金)までの2日間にかけて開催された当イベントは「日本最大の "AWS を学ぶイベント"」です。コロナ禍以降に4年ぶりにリアルイベントとして開催された去年に続き、今年もリアルイベントとして開催されました。
去年よりもコロナの状況が収まり、会場では来場者や参加者の熱気や人と人との繋がりを感じられました。2日目は終日雨が降り、天気も悪かったのですが、3万人を超える方々が会場に訪れました。東京周辺の地域だけでなく、地方からも多くの方が来場しました。一般来場者の入場開始直後は行列ができていましたが、すぐに解消され、AWS Summit運営局の高度なオペレーションを感じることができました。
AWS Summit Japan 2024とは
AWS Summit Japan 2024は、前述したように、クラウドコンピューティングコミュニティとしてAWSに関して学習し、ベストプラクティスの共有や情報交換ができる、クラウドでイノベーションを起こすことに興味がある全ての皆様のためのイベントです。
AWS Summitは各企業のブース展示だけでなく、充実したコンテンツと各セッションでのセミナーも好評です。今年は150以上のセッションが用意されていました。各セッションのセミナーはオンラインで生配信されるほか、オンデマンドでも受講することができたため、参加できなかった方々も楽しめる場となっていました。また、250を超えるEXPOコンテンツも展開されていました。
会場の雰囲気とイベント
会場は主にPartner Solution Expo、セッション会場、AWS Villageの3つのエリアに分かれていました。
Partner Solution Expoでは、各パートナー企業様より出展したブースを訪問することができました。他のIT関連の展示会より明るくて賑やかな雰囲気でした。キャラクターの着ぐるみを使ってブースの宣伝を行ったり、バリ舞踊を披露したりして、会場を盛り上げていました。また、カプセルトイを景品として設置しているブースも多く、行列ができているところも多数ありました。自分たちのサービスをアピールする企業と、新しいものを求めて来場された方々との活発なやりとりが、あちこちで見受けられました。
今回のイベントで最も盛り上がったテーマは生成AIでした。その次にセキュリティやデータ保存が挙げられました。特に、生成AIはブースやイベントスペースの至る所でメインテーマとして取り上げられており、生成AIに対する関心度と熱気が一目でわかるほどでした。
セッション会場では各ルームで講義が行われ、人気のあるセッションは事前参加登録が終了し、セッションルームの外側でも観覧する人が多いほどでした。特に、生成AIがタイトルに含まれるセッションは38個あり、タイトルに生成AIが含まれていない事例セッションでも生成AIの話題が取り上げられていました。
AWS Villageでは「AWS DeepRacer(機械学習で自動走行するミニカーレース)」や簡単なクイズ、AWSを活用している企業の事例を動画と構成図で直接見ることができました。特に印象的だったのは、生成AIを感じられる「生成AIを活用したVirtual Summit Assistant」の体験です。Virtual Summit Assistantに質問をすると、アバターがセッションやブース、会場の施設などを案内してくれました。まさに生成AIを体験できる場でした。
また、関連テーマごとにAWSの関係者がミニシアターのように講義を行い、その場で気になることを質問できるのが印象的でした。1対1の講演を受けることで、自分が気になる内容をすぐに解決できるという点も魅力的でした。まさに、日本最大級のAWS学習の場と言っても過言ではないと感じました。
一番人気のあったように感じたコンテンツは人気YouTuber「QuizKnock【クイズノック】」さんが参加するものでした。AWSで妄想することをテーマにしたパネル展示「AWSで妄想してみた」も多くの方がパネルの前でじっくり読んだり、写真を撮ったり、投票したりしながら楽しんでいました。個人的には「通勤電車で座っている人が降りる駅がわかれば、座れる確率が上がりますね!」という妄想から始まるテーマが印象的でした。実現されると本当に助かるアイデアだったので、非常に興味深かったです。また、「QuizKnockとクイズで学ぶAWS」のクイズ大会も大人気で、AWSに関する知識を遊びながら学べる機会となりました。
当社のブース
当社のブースは、講演のセッションが行われた「ROOM N」の出入り口に近く、人通りが多いため非常に良い場所に位置しており、多くの来場者とお話しする機会がありました。今回、当社が出展したテーマは「高負荷対応×コスト削減+グローバル対応」です。AWSを利用した高負荷対応とコスト削減を両立させるソリューションを紹介しました。OSやミドルウェアのサイジングとチューニングを行うことで、高負荷対策をしつつ低コストのインフラ環境を提供します。特に、当社ソリューションの導入により、パフォーマンスを維持しつつAWS利用料を最大40%削減できた事例を紹介し、多くの方々が興味を持ってくださいました。また、ノベルティのパウチ型のお水は大変好評で、最後日正午に配布部数が終了となりましたが、それをきっかけに当社サービスに興味を持っていただいた方も多く、楽しい交流ができました。
最後に
今回の展示会では、出展を通じて現在の主流テーマとその中での自社の差別化や独自性を再確認することができました。また、AWSに興味を持っている方々やAWSを活用しているさまざまな分野の方々と接することができ、とても楽しかったです。今後、AWSがどこまで発展していくのか、想像もつかないほど期待しています。
改めまして、この度フューチャースピリッツのブースに立ち寄りいただいたお客様、取引先の皆様に心から感謝申し上げます。引き続き、フューチャースピリッツを何卒よろしくお願いします。